介護脱毛とは?老後に備えて脱毛する女性が急増!本当に必要か
老後に備えて介護脱毛を始める40代以上の女性が増えています。
でも、「自分が介護されるなんて先のことだし自分とは関係ない!本当に必要なの?」という方もいると思います。
結論を言うと、介護脱毛は必要です!そして、今すぐ始めたほうが良いです。
今回は介護脱毛経験者の私が「介護脱毛とは」「どうして必要性なのか」などを解説します。
介護士さんの生の声もご紹介しています。
Contents
介護脱毛とは、老後に介護されることを意識した脱毛
「介護脱毛」とは、老後の介護に備えた脱毛です。
もう少し具体的に説明すると
- 介護してくれる人に不便をかけないため
- 介護される側の自分も恥ずかしい思いをしないため
を目的にアンダーヘアや脇毛を脱毛することです。
つまり、「介護脱毛」は、自分のことだけでなく、介護してくれる方のことも考えた思いやりのある脱毛なのです。
大手脱毛サロン「リゼクリニック」が2017年に実施した調査によると30代~60代の女性の6割が「介護脱毛」を希望しているという結果がでました。
実際にリゼクリニックでは、45歳以上の来院者数が2010年と比べると10倍位上も増えているそうです。
介護脱毛は介護にとって必要性です~介護する側の本音
リゼのアンケート結果を見てもまだ「介護脱毛は本当に必要なの?」と疑っている方もいると思うので、
親の介護をした経験のある方や介護の専門家の本音を聞いてみました。
介護脱毛が必要な理由①アンダーヘアがないと排泄介助が楽だから
都内にあるデイサービスで働き、自宅でお母様を介護した50代の介護福祉士のFさんにインタビューしました。
Q:介護の中で大変な介助はなんですか?
Fさん「排泄介助が大変ですね。特にオムツ交換です。」
Q:具体的にどんなところが大変ですか?
Fさん「オムツ交換のときに局部をキレイにするのですが、良く拭き取ったつもりでも排泄物がアンダーヘアに絡まり残っていて、デリケートゾーンが炎症を起こしてしまったことがありました。
アンダーヘアがないとふき取り残しもないですし衛生的だと思います。(特に肛門周り)
紙パンツを履いている方はトイレで排泄したときに自分で局部を拭きますがアンダーヘアがない方が拭き取りやすいと思いますよ。」
アンダーヘアがないと排泄介助が楽というだけでなく衛生面でもメリットがあるのが良くわかりました。
介護脱毛が必要な理由②介護される人の精神的ストレスが減るから
今度は、Aさんに「介護される側にもメリットがあるのか」を聞いてみました。
Q:アンダーヘアがないと介護される側にも良いことはありますか?
Fさん「あると思います。オムツの中に尿取りパットをつけることもあるので蒸れやすいんですよ。 アンダーヘアがないとオムツの中の蒸れやニオイの発生が防げると思います。 」
Aさん「アンダーヘアを見られるのを見られて恥ずかしいからオムツ交換を嫌がる利用者さんがいます。特に女性に多いですね。
それと、利用者さんから、娘さんにおむつ交換をしてもらうときに『苦労をかけて申し訳ない』という気持ちになると聞いたことがあります。」
介護脱毛は、介護される側の精神的ストレスも解消するわけですね。
介護脱毛が必要な理由③病気の早期発見になるから
他に良いことがないか聞いてみました。
Q:他になにか良いことはありますか?
Fさん「オムツ交換のときは、局部の状態をチェックします。アンダーヘアがないと局部や周辺皮膚の異常がわかりやすいので病気の早期発見になることがあります。」
現場の生の声を聞くと、介護脱毛の必要性を強く感じますね。
介護脱毛を40代から始めて良かった!介護脱毛経験者の体験談
「介護されるなんてまだまだ先のこと・・・今すぐ脱毛する必要があるのか?」と思う方もいるでしょう。
でも、どうせ介護脱毛をするなら早い方いいのです。
私がどうして40代で介護脱毛を始めたかをお話します。
40代で私が介護脱毛を始めたきっかけ
私が30代のときに母が祖母を介護していました。
オムツ交換のときに「オトナは排泄物の量も多いしアンダーヘアに付くからオムツ交換が大変だ」と母が良く言っていたんです。
それを聞くたびに「介護する人のためにもVIOは脱毛しよう!娘に迷惑をかけたくない」と思っていたのです。
40代になり子育てが一段楽したので思い切って介護のためにVIO脱毛と脇脱毛をはじめました。
VIOやワキを脱毛して良かったこと
VIO脱毛でアンダーヘアがなくなったら生理の時の不快感が解消されてすごく良いです。
経血がキレイに拭きとれるからかぶれもない。蒸れやニオイも脱毛前より気になりません。この年齢で脱毛を始めて良かったと思いました。
スポーツクラブにも通い始めましたが、スイミングの時の脇やVラインのムダ毛処理が楽になりました。
介護脱毛は、介護がまだ必要ない40代、50代にとってもメリットがあると思います。
白髪になる前に脱毛を始めたかった。
高齢になるとアンダーヘアや脇毛にも白髪が生えてくるって知ってました?私は年上の友達から聞いていたので知っていました。
でも、白髪は脱毛できないんです。
医療脱毛や光脱毛はレーザーや光が、黒いものに反応する性質を利用した脱毛方法なので白髪には効果がないのです。
それを聞いて早く脱毛を始めようと決心しました。
介護脱毛にもデメリットはある
もちろん、介護脱毛にはデメリットもあります。
例えば
- お金と脱毛に通う時間が必要になる
- 脱毛は痛みを伴う
これは事実です。でも、これって解決できる不安や疑問だったのです。
介護脱毛のデメリットや解決方法はこちらの記事で紹介しています。参考にしてください。
介護脱毛のデメリット・メリット~40代から脱毛を始めた方が良い理由
介護脱毛する人はどこの部位を脱毛しているか
介護脱毛をする人たちがどこの部位を脱毛しているか。人気の部位をご紹介します。
介護の負担が減り、衛生的だからVIO脱毛が人気
Vラインはビキニライン、Iラインは性器周辺、Oラインは肛門周りのことです。
VIOのアンダーヘアがないと排泄介助も楽ですし、局部をいつも清潔にできるので衛生的で病気予防になります。
40代からVIO脱毛をしておけば、生理の時のムレやニオイ、かぶれも解消されて快適ですよ。
V・I・Oラインを別々に脱毛しても良いですが、アンダーヘアは繋がっているので3部位を同時に脱毛することをおすすめします。
IラインとOラインのアンダーヘアは全剃りする方が多いです。Vラインは「無毛(パイパン)」と「毛量を減らして形を整える」方で好みが別れます。
VIO脱毛の範囲や形を詳しく知りたい方はこちらも記事も参考にしてください。
「介護脱毛はどこまで脱毛する?VIO脱毛の範囲はアンダーヘアの形とは」
未処理のムダ毛を見られたくないから脇や顔・鼻下を脱毛もいる
元気なときは、脇毛、顔の産毛を自分で剃るのは簡単です。でも介護されると自己処理は難しくなるし、介護してくれる人はムダ毛処理まではしてくれません。
「入浴介助された時に脇毛を他人に見られるのが恥ずかしい」とか
「高齢になると女性ホルモンが減少するから鼻下にヒゲみたな産毛が生えてくるけど、おじいさんみたいに見られるのはイヤだ」
と、処理していないムダ毛を他人に見られたら恥ずかしいいう理由で脇脱毛や顔脱毛・鼻下脱毛をする方も多いのです。
それに、今から脱毛すれば、脇毛の自己処理は楽になります。
VIO脱毛と脇脱毛をしたクリニックで、「顔脱毛すると顔のトーンが明るくなり毛穴も引き締まるから若々しくみえる」と聞いたので、次は顔脱毛を始める予定です。
介護脱毛は医療脱毛・光脱毛どちらがおすすめか
介護脱毛をするときに、美容クリニックと脱毛サロンのどちらで脱毛したら良いか迷いますよね。私もそうでした。
私が調べた「2つの脱毛方法の違い」を説明しますね。
早く効果が出て永久脱毛できるのは医療脱毛
医療脱毛は、クリニックでドクターやナースが施術します。光脱毛は脱毛サロンで専門スタッフが施術します。
VIO脱毛の効果、回数、期間を比べると、医療脱毛の方が少ない回数・短期間で脱毛が完了します。
でも、医療脱毛は効果が高いぶん、光脱毛よりも施術する時の痛みは強いです。
ただし、医療脱毛は医療従事者が施術するので、痛みを軽くするために麻酔が使えます。また、痛みの少ない最新式の脱毛機を使っているクリニックも増えています。
医療脱毛 | 光脱毛 | |
施術者 | 医療従事者 | 専門スタッフ |
脱毛効果 | 永久脱毛 | 減毛 |
脱毛完了までの回数 | 5~10回 | 20~25回 |
脱毛完了までの期間 | 1年~2年 | 3年以上 |
脱毛する時の痛み | 痛みが強い | あまり痛くない |
脱毛完了までの脱毛費用合計は医療脱毛の方が安い
40代以上の方で若いころに脱毛経験があると「脱毛料金はすごく高い」というイメージがあると思いますが、最近の脱毛料金はとてもリーズナブルになりました。
でも、40代以上は、教育費や住宅ローンなどなにかと出費が多い世代なので、具体的に脱毛料金をご紹介します。
脱毛完了までの回数で料金を比較しました。
VIO脱毛が完了するまでに必要な費用
クリニック | 湘南美容(6回) | 54,000円 |
リゼ(5回) | 99,800円 | |
レジーナ(5回) | 92,400円 | |
サロン | ミュゼ(アプリDL価格6回×3=18回) | 116,016円 |
TBC(8回×2=16回) | 153,120円 |
※税込価格
※銀座カラーのVIO脱毛コースは終了しました。
脇脱毛が完了するまで必要な費用
クリニック | 湘南美容(6回) | 2,500円 |
リゼ(5回) | 19,800円 | |
レジーナ(5回) | 13,200円 | |
サロン | ミュゼ(ワキ+Vラインセット) | 100円 |
TBC(18回) | 41,184円 |
※税込価格
※ミュゼは両脇+Vライン料金でミュゼが初めての方限定
※銀座カラーのワキ脱毛コースは終了しました。
顔脱毛が完了するまでに必要な費用
クリニック | 湘南美容(6回) | 50,600円 |
リゼ(5回) | 99,800円 | |
レジーナ(5回) | 105,600円 | |
サロン | ミュゼ(コースなし) | - |
TBC(8回×2=16回) | 153,120円 |
※税込み価格
※銀座カラーの顔脱毛コースは終了しました。
【結論】介護脱毛は医療脱毛がおすすめ
費用対効果を考えると、介護脱毛は、少ない回数・短期間で脱毛が完了し、費用も安くすむ医療脱毛がおすすだと思います。
支払い方法も、現金やクレジットの一括払いの他、医療ローンも利用できます。
私は一度にまとまったお金を払いたくなかったので、医療ローンを利用しました。
医療ローンの金利はクリニックにより違うのでカウンセリングの時に確認しましょう。
【補足】エステに通う気分で介護脱毛をしたいなら光脱毛もあり
光脱毛は良いところがないかと、いうとそんなことはありません。
光脱毛にもおすすめできるところがあります。
脱毛サロンの光脱毛はアメニティーが充実しているところが良いと思います。
脱毛後のアフターケアで美肌や痩身効果のあるローションやジェルを使ってくれたり、施術後のお茶をサービスしてくれるサロンもあります。
「介護脱毛しながら、エステサロンのように癒やされたい」方は光脱毛もありです。
光脱毛は減毛効果しかありませんが、ツルツルにならなくても毛量が減るだけで良いという方には十分効果はあります。
医療脱毛と光脱毛のどちらを選ぶかは、カウンセリングを受けてから決めると良いと思います。
最後に紹介しているクリニックやサロンはカウンセリングが無料ですから気軽に相談できますよ。
アラフォー以上でも脱毛を始めることは恥ずかしくない!
「介護脱毛したいけど、若い子に混じって脱毛するのは恥ずかしい」とか、
「若いスタッフにオバサンが脱毛して・・なんて思われるのは恥ずかしい」
と介護脱毛を躊躇する方もいるかもしれません。
でも、カウンセリングに行くといろいろな年代の方が脱毛しているのがわかると思います。
カウンセリングや施術は完全予約制ですし、個室で行います。
待合室で他人と会うことはほとんどありません。
それに、スタッフは脱毛のプロです。お客様が何歳でもムダ毛の悩みについて親身に相談に乗ってくれます。
まとめ「介護脱毛とは」アラフォー以上の女性のエチケット
介護脱毛とは、介護する側と介護される側の両方にメリットがあります。
アラフォー以上の皆さんは「脱毛は高い」というイメージがあったかもしれませんが、ご紹介したように料金もリーズナブルなりました。
老後に備えて貯蓄するように、介護脱毛は介護生活を快適に過ごすための先行投資だと思います。
それに、VIOやワキや顔にムダ毛がないと、自己処理が楽になり肌もキレイになるなど、現在の生活も快適に過ごせます。
私の説明だけではまだ良くわからないという方は、一度カウンセリングを受けてみると良いと思います。
カウンセリングが無料で、強引な勧誘もないおすすめのクリニックとサロンを最後に書いておきました。
良かったら参考にしてください。
最後までお読みくださってありがとうございました。